リーダーの役割&行うべき行動とは?

ビジネスに役立つ「リーダーシップ」

リーダーシップは「leadership」、いわゆる統率力を意味する言葉なので、統率する能力、指導者としての資質や力量を意味しています。
目標やゴールを設定し、組織を成功へと導く能力や技量のことであり、船でいうと行き先やルートを決定し指揮をとる船長のようなものと考えればわかりやすいですね。

リーダーの役割とは?

リーダーはまず組織という船がどこへ向かうべきか、目的地を決めることから始まります。
目標がなければ船を出発させてもどこへ向かうか迷い続けるだけです。
リーダーが大きな目標を設定し、組織の向かうべき道を決めることでその後の段取りも決まっていきます。
逆に言えば、目標や方向が見えない場合、リーダーの元にいるクルーたちは「どこへ向かえばいいの?」と大海原で迷うことになりかねません。

また、組織内の状況を常に見渡し、メンバー同士が協力しあって船を出せているか環境を整備する役割も担っています。
組織にいる誰もが意思疎通をとり、主体性を持って働ける場を整えることもリーダーの大切な務めなのです。

もちろん、メンバーの手本となるべく行動をする必要もあり、率先して前を歩いてその姿を見せることも必要です。
リーダーが怠けてしまうと、メンバーもそれを真似て全体的に覇気のない組織になってしまいかねないため、リーダーがしっかりしていないといけないのです。
逆にリーダーだけやる気を出してメンバーが怠けるのも組織としては成り立ちませんので、どうしたらメンバーたちが自主的にやる気を出して頑張れるのか、リーダーとして立ち振舞いに気をつけて、メンバーに働きかけるようにすることが求められます。

リーダーは実際に何をするべき?

リーダーがするべき行動には、「タスク定義」と「計画を建てること」そして「チームの活性化」があります。
まずタスク定義ですが、目標を決めるにはSpecific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Realistic(現実的)、Time Constrained(期限付き)の頭文字をとった「SMART」を意識して行うと良いと言われています。
タスク定義ができたら、メンバーが進みやすいよう不測の事態も想定しつつ計画を立てます。
そしてチームのモチベーションを高く維持できるようコミュニケーションを蜜にとり、少ないリソースでいかに大きな成果をあげることができるか、業務の質を高めて効率化を図ることもリーダーの大切な役割です。

アクションに対する結果を確認し、メンバー個人の評価を行い、指導をして成長を促すようさらに上を目指すタスクを考えていきます。
辛抱強さや模範生となるべく、つねに先頭に立って努力し続けることができる人材、それが「リーダーシップがある」ということなのでしょう。

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