車を擦ってしまったらやるべきこと

走行中に車を擦ってしまったらやるべきこと

車を擦ってしまったら、まず擦った部分を確認し、なぜ擦ってしまったのかを判断しましょう。
そのうえで、周囲に被害が出ていないかを速やかに確認してください。

基本的に車を擦った場合、物損事故に扱われます。
もちろん、人身事故が発生したなら直ちに警察に通報しましょう。
一方、私有地などで車を擦った場合は、個人的な問題として処理することもできます。

ただ、任意保険で修理したい場合などにも警察への連絡が必要です。
警察への連絡は法的な義務だけでなく、交通事故証明書の発行が受けるためでもあります。
警察への連絡が不要な場合はそれほど多くないので、念のため連絡しておくのが良いでしょう。

修理を行うべきかも悩ましいところで、すぐに買い替える予定がある場合などはそのままでもよいかもしれません。
傷がついた車の値段は一回り落ちてしまいますので、下取りの際はある程度覚悟しないといけません。
一方、傷から腐食が進む場合もあるので乗り続ける予定で費用に余裕があれば治したいところです。
穴が開いてしまっては大変です!

保険の適用を受けるかどうかも慎重に考えましょう。
保険金の支払いを受けると保険の等級が下がる場合が多いのですが、等級が下がれば翌年以降の保険料が高くなってしまいます!。

擦った時にやってはいけないこと

報告の義務に該当しないと思って、その場を離れてはなりません。
当て逃げ・ひき逃げは厳禁です!
人身事故・物損事故での通報は言うまでもありません。

さらに法律では、程度を問わずに事故が発生すれば警察への報告義務があり、報告義務を怠ると罰金や減点の罰を受けることとなります。
その場で報告すれば弁償で済む場合がほとんどなので、きちんと連絡しておきましょう。

ほかにも、修理する場合は業者に依頼するのが良いでしょう。
軽度な傷であれば自分で修理しようと思うかもしれませんが、知識がない人が修理してしまうとかえって傷が広がってしまう可能性すらあります。
それだけならまだしも、車検に通らなくなるリスクもあるのです。
車検を通すために追加で費用が掛かってしまうのなら、最初から業者に任せるのが賢明でしょう。
自分で修理してどうしようもなくなる前に、専門の業者に依頼するようにしましょう。

擦れなど小さな傷などの修理を受け付けているお店は複数ありますし、中には無料で見積もりを行ってくれるところもあります。
自分で修理する前に一度相談に行くのも良いでしょう。
やってはいけないころもしっかりと抑え、物損事故で自分が不利益を被らないようにしましょう。
細かくて煩わしいと言いたいところですが、やるべきことはしっかりとやりましょう!