車検をできるだけ安く済ませたい

車検を安くする業者選び

まず思いつくのは「車検を安くしてくれる業者を選ぶ」という方法です。
車検ができる場所には、ディーラーやカー用品店、ガソリンスタンド、そして整備工場の4箇所が考えられます。
販売元であるディーラーは、高い信頼性と技術面での安心感がありますが、費用面においては割高になるというデメリットがあります。
安さで選ぶのであれば、ディーラー以外の業者を選ぶと比較的安価で車検を受け付けてもらえますので比較検討を行うとよいでしょう。

また、車検項目を減らすという手段もあります。
車検で故障や不備が見つかると、その分メンテナンス費用が高くなり、車検時にかかる費用が高くつきます。
もちろん安全な走行のためには修理しておくことも大切ですが、慎重すぎる車検はお金がかかってしまいます。
コストカットのために必要最低限の項目に絞り車検を行ってもらうと、トータルコストを抑えることに繋がるはずです。

ユーザー車検を予約する

あるいは、自身で車検を行う、いわゆるユーザー車検という手段があり、予約をしておけば運輸支局にて車検を受けることができます。
車検は必ず業者を通さないとできないというイメージがありますが、実は自分ですることも可能なんですね。
少し手間がかかりますが、その分業者に依頼するよりも安く済みますので、安さ重視の方に向いている方法と言えます。
申し込みはオンラインでできますし、検査場の担当者の指示に従って進めていくだけなので、やる気のある方はユーザー車検にトライしてみてはいかがでしょうか？

各車検業者のメリット・デメリット

ディーラー車検のメリットは、とにかく信頼度が高く、安心して任せることができる点にあります。
純正パーツを使いますし、車検後にトラブルが発生すると責任重大になりますので丁寧に行ってもらえるためです。
デメリットとなるのは費用面で、他業者に比べると若干割高設定になっており、質の高さに比例する料金となります。

カー用品店の場合は夜や休日も営業しているので利用しやすく、ディーラーに比べ安いことがメリットです。
その分ディーラーより設備施設の質が落ちるため、整備をする上での安心感はディーラーには敵わないことがデメリットになります。

ガソリンスタンドは全国各地にありますので、気軽に利用しやすいことがメリットですが、提携先の工場で点検することになりますので、質にムラが出てしまします。
整備工場の場合は費用が安く品質が良いというメリットがありますが、やはりそれもムラがあり、技術の差によって満足度が変動することを理解しておく必要があるでしょうね。
車検を安く済ませたい場合、これらのメリット・デメリットをふまえて最適な業者に依頼するようにしましょうね！